夏の風物詩

夏といえばそうめん!そうめんといえば流しそうめんです。

子供の頃、祖父の家に遊びに行った時、そこでよく流しそうめんのお店に連れて行ってもらっていました。

でも私が中学生になった頃、もうそうめん流しを食べに行くのはやめようと事前に言われたんです。

正直、そうめん流しに行くのももう飽きていたし、まあいいかと思っていたのですが祖父の家に遊びに行くと大量の竹が準備されていたんです。

なんだこの竹は?と疑問に思ったのですが、祖父は「そうめん流しには行かん。今から作るぞ!」という言葉に驚きましたし、思春期真っ只中で家族との時間を過ごすなんてだるいと思っていた私がワクワクしたんです。

祖父と一緒に竹を真っ二つに割って、その中の節を取り除いて、暑い時期だったのでもう汗だくになりながら長い長い流しそうめんの台を作ったんです。

その時に食べた流しそうめんの味は今も忘れられません。

ただ、あまりにも長すぎて、角度が急だったのもあって、そうめんの速度がメチャクチャに速かったのは思い出しても笑えてきます。